はじめまして。
Markです。
大坂の吹田市から北海道の東川町に家族で移住して半年がたちました。
長男のピョン吉くん(仮名6歳)
と長女のナボナちゃん(仮名4歳)
もようやく幼稚園に慣れてきました。
移住する前は、家族で休暇を取って大坂から北海道の各地に下見に来たり、ネットで現地の情報を収集したり、自分なりにかなり調査したつもりでしたが、実際にこちらに来て初めて気づいた事実がたくさんありました。
東川町に来て初めて気づいた事実
その壱
北海道には花粉症がない・・・は嘘だった!
杉花粉はありませんが、その代わり、白樺花粉だとか、よもぎ花粉だとか結構あります。
とりわけ、東川町は、米作がさかんなので、秋には、収穫した稲の殻が大気中に大量に拡散するので、敏感なヒトはそれでアレルギー反応が出たりします。
我が家のピョン吉くんも、まさに稲に反応してしまい、秋口の頃は涙や鼻水が止まらず、大変でした。彼は血液検査でスギ花粉に対するアレルギーの値が異常なくらい高く出たので、移住先に北海道を選んだのは、彼の花粉症が改善することを期待した部分もあったのですが、見事にその期待は打ち砕かれてしまいました。
東川町に来て初めて気づいた事実
その弐
北海道にはゴキブリ(以後Gと呼びます)がいない・・・は嘘だった!
本州で見かける黒々と光る大きなGはいないようですが、小さなチャバネGは、二回ほど飲食店で見かけました。僕はお化けは怖くないのですが、Gは本当に苦手なので、北海道でGを初めて見た時は、
「幼い頃からずっと聞かされていた”北海道にはGがいない”というあの言葉は嘘だったんか~い!」
と北海道の中心で愛を、、、、じゃなかった落胆の言葉を叫ばずにはいられませんでした。(もちろん心の中で)
東川町(を含めて北海道全般)に来て初めて気づいた事実
その参
北海道では、海の幸は安くてどれも新鮮で美味しい・・・は嘘だった!
昨年、家族で初めて函館に観光で行った際、港近くの新しいホテルに一泊しました。朝食付きプランだったのですが、そのプランが変わっていて、ホテル内のレストランで食べるのではなく、ホテルのすぐ近くにある朝市にある数件の食堂の中から好きな朝定食メニューをひとつ選んで食べる、というものでした。それぞれの食堂の朝食メニューの写真を見ると、海鮮丼やら刺身定食やら焼き魚定食やら、どれも朝食としては豪華すぎるモノに見えました。
翌日、家族で早起きをして、とある食堂に入り、僕と長男は海鮮丼、妻と長女は刺身定食を頼みました。
少し待って出てきた海鮮丼は、見た目はとても美味しそうです。期待に胸を膨らませつつ、最初に、大好きなサーモンを一口食べてみました。
あれ?
なんだか美味しくないぞ。。。。。そして新鮮そうじゃない・・・・・
次にイクラとウニを続けて口に入れました。
うーん、そんなに感動するほど美味しくもないなあ。いたって普通のイクラとウニだな。これだったら、大阪に居た頃に近所のマックスバリューでよく買ってたお寿司のネタの方がよっぽどうまいぞ・・・・・
正直、そう思わずにはいられませんでした。妻の顔を見ると、なんだかビミョーな表情をしています。そっと聞いてみると、はやり小さな声で「うーん、あんまりおいしくないかも・・・」とつぶやきました。
函館の港近くの朝市ですら、このレベルですから、他は推して知るべしなんじゃねーの?
この時は、残念ながら、そう思ってしまったのでした。。。。。
(あの日、朝市で食べた海鮮丼)
と、ここまで北海道をややディスるようなことばかり続けて書いてしまいましたが、もちろん、北海道で腰を据えて生活を始めて以降、本当においしいモノにもたくさん出会いました。
特に東川町は、コメどころですので、お米が本当においしい。冷めても美味しいお米があるということを初めて知りました。また、夏に地元で取れる野菜も安くて新鮮で本当においしい。地元の野菜にはパワーがみなぎっているなあ、と感じるほどです。
(近所の仲の良いおじいちゃんから、よく自家製野菜をいただきます。この日いただいたキャベツはなんと4.3kgもありました。。。。すごい!)
なので、あくまで個人的な感想で言うと、
かつて沖縄ブームや屋久島ブームがあったように、ここ数年で全国的に北海道推しが過熱しているように思えるので、北海道に対する期待値(特に食に関して)が実態以上に上がりすぎてるのではないか?そう感じました。
繰り返しますが、北海道に移住してから、感動するほど美味しいモノにもたくさん出会えましたから~。(念のため)
なんだか、まとまりのない記事に記事になってしまいましたが、今日はこの辺で。